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気まぐれ日記 No.67
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2006年 07月20日
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追記情報 2006/07/21...福岡の O 氏 」からの情報を追加しました。
追記情報 2006/07/22...Ben 」の検証レポートを追加しました。
追記情報 2006/07/23...福岡の O 氏 」からの検証レポートを追加しました。
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EOS-1D Mark II の経年変化?...
複写で原因究明
ファインダー視野像と記録画像の画角ズレ.
■ 本文と画像↑は関係ありません
 以前から気になっている事があるんです。
最近ちょっと大きくなって来た感じがします。
えっ!こんなに?
何が?...

 カメラのファインダーを覗いた時に見える視野像と、実際に記録された画像が一致していないんです。(汗)
ファインダーの視野率は100%で、見たままの画像がそのまま記録されると理解しているのですが、あまりにも下側がカットされてしまうのです。

 まぁ、ちょっとズレるくらいなら誤差の範囲で許容できるのですが、ちょっと大きいかな...。
シビアな撮影の時はMacのモニターで確認して始めて被写体がギリギリだと気付き、あせって再撮するというケースもあります。

 そんなの、トリミングに余裕をもって撮影すれば済む事じゃないの?
そう思う事もありますが、
ファインダー内に見える視野像で映像バランスや最終画像のイメージを完結したい時もあります。そういう撮影の時はどうもシックリ来ないんですよね。この1D Mark II は。

 ショット数により、ミラー固定位置がズレてくる。という事???
ミラーの角度( 固定精度 )がファインダー視野像の見え方に反映されると思うのですが、どうなんでしょうねぇ...
今度、サービスセンターに問い合わせてみようと思います。


□ 追伸:
 ファインダー視野像をデジカメで簡単に撮影する方法ってあるんでしょうか?
ズレが大きいんですよ...。と言っても言葉だけでは伝わらないからね。
こういう時に、近くにサービスセンターがあると直ぐに相談に行けるんですけど...。
情報 / ご意見 メール... ( 2006/07/21 追加 )
2006年07月20日
- 情報/ご意見カード -
No. 001
投稿者:
Name
福岡の O 氏
URL
http://bonzinlife.blog43.fc2.com/
コメント:
Benさん ご無沙汰しております。
福岡 O です。


> ファインダー視野像をデジカメで簡単に撮影する方法ってあるんでしょうか?
> ズレが大きいんですよ...。と言っても言葉だけでは伝わらないからね。


デジカメ付携帯で簡単に撮れますよ、画質は別にして。
あとは今のコンテジだったら同じ様に撮れると思います。

私のは「ズレ+傾き」が、、、

では。
Ben:
 福岡の O 様、メールを有難う御座います。
ご無沙汰してました!
貴重な情報を有難う御座います。
早速試してみたいと思います。結果は後程このページに掲載しますので...。

> 私のは「ズレ+傾き」が、、、

...とありますが、傾き?まであるんですか??
それって、一眼レフですよね。(笑)
できれば、Benと比較してみたいのですが、ファインダー視野画像と撮影画像を送っていただけませんでしょうか。

 検査法ですが、Benが使用するのと同じ
検査用チャート画像( 約 1.4MB )を送りますので、それをプリントしたものを撮影すればOKです。詳しくはチャート内のメモをご覧ください。
お暇な時で結構ですので、ご協力いただけますでしょうか。
ご協力いただける場合は、お手数ですがご連絡ください。

 Benもまだ撮影していないので上手く複写できるかチョット心配ですが...。(笑)
では、宜しくお願い致します。
( 他の方で、検査用チャートでテストしてみたい方はご連絡ください...。)
検査用チャート:
2006年07月22日
- 検証レポート -
No. 002
投稿者:
Name
Ben
URL
http://www.studio-ben.jp
Ben:
 早速、ファインダー視野像と記録画像を比較してみました。
ファインダー視野像は、福岡の O氏から教えていただいた撮影法でバッチリ撮影する事ができました。Oさん、有難う御座います!

 案外簡単だったのでちょっと拍子抜けしたのが、チャートを正確に早くフレーミングする事でした。
これは、水準器( HORIUCHI COLOR #35420 )と雲台( Manfrotto #405 )
のお陰でしょう。
特に、雲台の使い勝手が良いのは助かりますね。多少、剛性に問題ありですが...。

 撮影光源はストロボ直で1灯です。
ストロボ側とは反対側に白レフを置いて光量ムラを弱めています。
( 撮影例やチャートの使い方は、チャート上に記載してあります。)

 さて、実際の撮影画像↓↓を見てみましょう。
これを観ると、ファインダーの視野率が 100%でない事が分かります。
ちょっと低いかな。視野率が。
カタログスペックにも『 上下左右とも約100% 』と謳ってあるので、偽りとはいえません。
そして、このズレは経年変化で起こっているとも想像しにくいですね。
単に、ミラー調整不良とも思えますが...

 いままでは、

> カメラのファインダーを覗いた時に見える視野像と、実際に記録された画像が一致していないんです。(汗)
> ファインダーの視野率は100%で、見たままの画像がそのまま記録されると理解しているのですが、あまりにも下側がカットされてしまうのです。


 
という印象を強く感じていたのですが、今回の検査で正確に分かりました!
下側がカットされているのではなく、上側が多く写し込まれているから Benは全体のバランスを見て、下側がカットされていると勘違いをしていた訳です。
でも、スッキリしましたよ...。ファインダーの癖が分かって。

 右側がファインダー視野像よりも多く写し込まれるという事も分かりました。
実際の記録画像に対して、ファインダー視野像のセンターがズレているのは多少不満があるにしても、これを正確に設定して出荷するという事は、今の技術力では難しいという事かな???
あるいは、ミラーズレに対しての検査スペックが甘い... という事か。
( 検査スペック = この位のズレであれば出荷しても OKという範囲 )

 他の検証例が集まれば、その辺の事も分かるとは思うんだけどね。
まぁ、今回の検証で
『 ファインダー視野像の一部が欠けて画像が記録される。』という最悪の事態がなかった事が確認できたのは収穫だったといえるでしょう。


□ 追伸:
 Oさんからメールが来ました。
Benと共通のチャートを使用して検査をしてくれるそうです。

> 私のは「ズレ+傾き」が、、、

 これもきっと、勘違いだと思いますよ。Oさん!
今回の検査でスッキリしましょうね〜♪
結果を楽しみにしています。
何か分からない事がありましたら、何でも聞いてくださいね。

 もし、スタジオ ベンの近くの方だったらスタジオに寄ってください。
検査スペースをお貸しします。もちろん無料指導付きでだよ。(笑)

 みなさんも、ミラーズレを検証してスッキリしたい方は Benのチャートをご請求ください。そして、検証画像をここに掲載しましょう。
日本全国のファインダー傾向が把握できて面白いかも。
複写の練習にもなるから...一石二鳥!

 もし、ファインダー視野像の一部が欠けて記録されているとしたら、あなたはどうしますか...。
- 検証報告 -
※ チャートの外側にある白枠ラインがファインダー視野一杯になるように撮影する。

その時の記録画像のズレを検証しました。
↑ファインダー視野像です。 ( MINOLTA DiMAGE X 使用 ・ 手持ち撮影 ・ ノートリ画像 )
チャートの外側にある白枠ラインが、ファインダー視野一杯になるようにカメラを設置します。
↑実際の撮影画像( 小物はチャートがズレないように置いたものです。)
これが記録画像です。傾きはありませんが、白枠ラインより上側と右側が多く記録されている事が分かります。
2006年07月22日
- 検証レポート -
No. 003
投稿者:
Name
福岡の O 氏
URL
コメント:
BENさん こんにちは。
福岡 O です。

早速、検査チャートをプリントしまして撮影してみました。

現在 D200を2台、30Dを1台使用していますので3台分のデータ、6ファイルを送ります。
ファイル名で分別しています。

D200−1 左に少しズレ。
D200−2 左に僅かに傾いています。右の余白部分が上下
       で隙間の間隔が違います。
       D200は誤差の範囲内でしょう。

30D  下と右にズレています、、、

D200は2台とも傾き等で交換しています。
現在は続きシリアルナンバーですのでロットでの違いは少ないと思います。

30D、意外にずれていますね、使用頻度が少ないので気がつきませんでした。

ファインダー画像は携帯カメラなので画質はプアーです。

では。
検証 -1- 1台目 Nikon D200
Ben:
 福岡の O 様、検証を有難う御座います。
しかも、3台も! スゴイ!
検証用チャートを複写するの、案外難しかったでしょ。(笑)
どうもお疲れさまでした。

 早速、検証画像を見てみましょう。
...その前に、検証用チャートの白ラインが視野枠一杯になるようにカメラを設定するのがちょっと難しかったようで、少しズレていますね。
でもご安心ください。
実際の撮影画像の方に、ファインダー視野画像以外の部分をブルーに色付けました。
( 検証用チャートの上下左右にある色と白い隙間で判断しています。)
これで、ファインダー視野像とのズレが分かりやすく、一目瞭然ですね。

> D200−1 左に少しズレ。

 そうですね、ちょっと左と上にズレているようですね。
でもそれ以上に、ファインダーの視野率がかなり高く感じられます。
( D200 カタログスペックでは上下左右とも約95%。)
Benの 1D Mark II ( 約 100% )と同じ位見えてるのではないでしょうか。
ファインダー視野像 ( 1台目の検証画像 Nikon D200 )
実際の撮影画像 ( 1台目の検証画像 Nikon D200 )
ズレ量をブルーに着色してあります。
検証 -2- 2台目 Nikon D200
Ben:
 さて、2台目 D200を見てみましょう。

> D200−2 左に僅かに傾いています。右の余白部分が上下
        で隙間の間隔が違います。
        D200は誤差の範囲内でしょう。

 傾きについては、もう少し詳しい画像で判断しなければハッキリした事はいえませんので、コメントは控えます。
が、この画像を見る限り、ファインダー視野像のズレはほぼ完璧に調整されています。

> D200は2台とも傾き等で交換しています。

 とあるので、メーカーも良いモノを選んで交換してくれたのではないでしょうか。でも、少し気になる事もあります。

 1台目の D200と、視野率に差がありますね。
この辺は、ファインダー視野画像があまり鮮明でないので、Benの判断に誤差が出てしまったのかもしれません...。
ファインダー視野像 ( 2台目の検証画像 Nikon D200 )
実際の撮影画像 ( 2台目の検証画像 Nikon D200 )
ズレ量をブルーに着色してあります。
検証 -3- 3台目 Canon EOS 30D
Ben:
> 30D  下と右にズレています、、、
> 30D、意外にずれていますね、使用頻度が少ないので気がつきませんでした。

 
とありますが、ファインダー視野像の上部はグリーンラインまで入っていて、下部は白ラインになっています。
これを基準にして実際の撮影画像を見てみると、上下方向はだいたいセンター付近に調整されているといえるでしょう。

 一方、左右方向ですが、少しだけ右側にズレているといえますが、いやいや、結構優秀なファインダーだと思いますよ。

 福岡の Oさん、どうも有難う御座いました。
引き続き、Benの検証用チャートを使ってファインダー視野像のテストをしてみたい方を募集しています。
ご希望の方は、お気軽にご請求ください。
特に、ファインダーの見え方に疑問をお持ちの方は、この機会に是非!
ファインダー視野像 ( 3台目の検証画像 Canon EOS 30D )
実際の撮影画像 ( 3台目の検証画像 Canon EOS 30D )
ズレ量をブルーに着色してあります。
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