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月例作品 2008.01〜12
2008年 9月〜12月
2008年 9月の月例作品について
※ タングステン・ランプを使うなら、消費電力の低い蛍光灯や LED照明を使いましょう...
それが、地球温暖化の防止になるかもしれません。
 ともかく、作品提出の締め切り1.5時間前になってしまった。何か撮影しなければならない...
だけど、TV( カンブリア宮殿:テレビ東京12ch )も見たい。さぁ、どうする?

 結局、TVは録画して後で見る事にする。
とりあえず安易な思い付きからタングステン・ランプの落下写真を撮ろうと思う。
しかしこれが「 地球温暖化 」に深く関連しているかどうかは分らない。だけど、もう考える時間は無いのだ。賽はもう投げられてしまった...

 撮影中の衝撃によってフィラメントが切れたランプが1個あるので、それを使う。
撮影はワンチャンス。
だから撮影時間も短くて済む。これはある意味、好都合だ。

 でも今時、決定的瞬間を撮影するならカシオ EXILIM PRO EX-F1を使えば簡単に撮れる時代。
なので、電球の落下写真に重みは無い。
撮れて当然なのだ。
( EX-F1使用の場合はストロボは使えない。代わりに大光量のタングステン・ランプが必要かも? >笑 )

 ライティングは最近ハマっている BSGモーラタイプ一灯。
ガラス飛散防止対策をして、準備ヨシ。
左手で電球落下、右手で EOS-1D Mark III のレリーズ。
ガチャーン!

 撮影は呆気なく終わった...

 お陰様で締め切り時間には間に合った。
後片付けをして、早速先程録画した番組を見る。
再生スイッチを入れると、そこには見た事も無い番組が大画面に再生された...
チャンネル設定を間違えたらしい。トホホ...

 今回のカンブリア宮殿のゲストは「 ヤマダ電機 社長。」
最近、群馬県の高崎駅東口にヤマダ電機本店を兼ねた 「 LABI 1高崎 」 がでっかく OPENした。
あのビックカメラ高崎店の目と鼻の先にだ。
どこだったか、高崎以外でもビックカメラの店舗付近にヤマダ電機がオープンしていると聞く。
これは、ビックカメラの創業者が群馬県の出身だからかもしれない。
つまり、群馬県が本店のヤマダ電機 x 群馬県出身のビックカメラ の対決があちこちで勃発している!
なので、ヤマダ電機の動向には興味があった...
2008年 7月
7月の月例作品 『 スーパードライ 350ml缶 』( Web掲載日: 07月 31日 ).
【 Canon EOS-1D Mark III + クリップ オン ストロボ( 580EX II + BSG III 型 ) 】
鏡面仕上げの質感を生かして撮影するのが、今回のテーマです...
 スーパードライの缶はアルミの鏡面仕上げ。...なので、周囲の風景が写り込んでしまう。
それをどう料理するかが今回のテーマです。
折角の鏡面なんだから、それを生かして撮影したいですよね。
冷蔵庫で冷やしてしまうと表面に微細な水滴が付いてしまうので、ツヤ消しみたいな質感になってしまう。
それじゃ〜面白くない。さぁ、どうする?
...結果的に今回のライティングで鏡面缶を上手く表現できたかどうかはチョット微妙ではあります...(汗)

 ところでビールが鏡像になっている部分がありますが、それは一体何故でしょう?
写真の読める方はもうお分かりですよね...
...そうです。鏡の上にビールを置いて撮影しています。
その鏡に写った方を被写体として狙っていますので、画像の「 天地を逆 」にして...
更に、文字が読めるように「 逆版 」にしています。
ややこしや〜... ヤヤコシヤ〜...

 でもこの方法は、撮影やセッティングがとても楽になるメリットがあるのです。
たとえば、カメラは普通に斜め下に向けてセットができますし、ライティングもレンズにストロボ光が入らないよう気を付ける必要もありません。
それに、撮影後のチェックに液晶モニターを覗く時も楽なんです。
...って、大したメリットじゃないか? (汗)
2008年 6月
6月の月例作品 『 雨に因んだ物撮り 』( Web掲載日: 06月 30日 ).
【 Canon EOS-1D Mark III +( 580EX II + BSG S型 + トレペ )+ EF100mm F2.8 マクロ USM 】
雨が 水たまりにポチャ〜ン!と落ちたイメージです...
( 雨だから、複数のクラウンで画面を構成しようと考えました。)
 この作品を撮影するにあたり、多穴型水滴落下装置接写対応型水受け防水容器の制作をしなければなりません。それに加え、●水滴をどれくらい高くから落下させるか、又、●水の粘性をどれくらい上げたら良いのか、そして、●水受け側の水深はどれくらいが良いのか、それから、●シャッタータイミングの調整方法はどうするのか? というノウハウは何もありません。
更に、●ライティングは? ●ピント位置は? ●レンズ絞りは? ●背景は? ●色味は? 等々...
さてどうしましょ?

 今回は沢山の未知の領域をクリアしなければなりませんが、仕事でバタバタしていたので、気が付けば月例納期まであと 5時間しかありません!( これホント。)
その時間内で装置の制作を一から始めなければなりません。
今回はパスか? そんな事も考える...
ギリギリの攻防が予想されます。しかし、考えているだけでは何も始まらない。ダメ元で制作をスタート!
ルーターにビス、カッターとハサミ、それにチャッカマン... あ! 100円ショップが閉まっちゃうよ〜!
でも、初めてしまえば何とかなるものですね。無事に納期に間に合わせる事が出来ました。
いや〜、あっ!という間の楽しい 5時間でしたよ...(汗)

■ 追記 2008-07-04
 
この時に撮影したバリエーション・カットを、気まぐれ日記 No.107 に掲載しました。
 あなたはどっちが好き?...
2008年 5月
5月の月例作品 『 B&W 』( Web掲載日: 05月 04日 ).
【 Canon EOS-1D Mark III + ( 580EX II + BSG I 型 ) + EF100mm F2.8 マクロ USM 】
 コメントは、気まぐれ日記 No.105_07 に掲載中...

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2008年 4月
4月の月例作品 『 接写・広告風 』( Web掲載日: 4月 30日 ).
【 Canon EOS-1D Mark III + ( 580EX II + BSG I 型 ) + EF100mm F2.8 マクロ USM 】
 コメントは、気まぐれ日記 No.105_03 に掲載中...

日記を開く
2008年 3月
3月の月例作品 『 企業広告 』( Web掲載日: 3月 30日 ).
 今回は Flickrの広告をシンプルに作ってみました。

 Benも1ヶ月程前から無料のアカウントで参加し、作品発表の場として活用しています。
( スミマセン。
Buddy Iconちょっと昔の写真を使って作っちゃいました... 汗 )
Profileでは、Benの作品の中でどんなものが人気があるのかを簡易ランキング形式で表示しています。
評価は一部の地球人(世界の人々)という事になりますが、さてどんな結果になっているのでしょう...

http://www.flickr.com/photos/ben-web/

2008年 2月
2月の月例作品 『 嫌いな食べ物 』( Web掲載日: 2月 29日 ).
【 Canon EOS-1D Mark III + EF100mm F2.8 マクロ USM 】
[ 今回の撮影法 ]
薬を握りしめた手をゆっくりと開き自然に流れ落ちた状態を撮る!
...これだけ。
 " バラまき物 " の場合、『 ワザとらしさを見せずに、ナチュラルに撮る 』事が大切です。
これは一見簡単そうに見えて、実は一番難しい撮影といえるでしょう。
アマチュアの方は、構図やバランスを考えて薬を動かしてしまいがち。
動かせば動かす程、考えれば考える程、ダメになる。
人間は自然には勝てません。自然は偶然でも偉大なんですねぇ...
ちなみに、こちらがオリジナル画像です。
この色味だとちょっとグリーンが強過ぎますね。
最後に Photoshop CS3で色味を整理しました。
2008年 1月
1月の月例作品 『 2008年 年賀状 』( Web掲載日: 1月 15日 ).
【 カメラ固定(手持ち) + LED + プラスプーンテク使用 】
 墨の代わりに LEDで書き初めをしてみました。
LEDといっても、秋葉で大量に LEDを購入して来た訳ではなく、ご近所の塀にディスプレイされている赤や黄色、ブルーなど色とりどりのLEDを通りすがりに撮影しただけです...

 撮影は今年になってからですが、クリスマス前からキレイに飾り付けられていて、通る度に心を和ませてくれます...
( 夜、スタジオに帰る時は、わざわざそのお宅の前を通るルートで帰ったりします。)
LEDの光跡が長く伸びたり激しく迸る様子は、さながら光の噴水のように激しくもあり美しい...

さて、どうやって撮影したのかな?
答えは簡単。
透明プラスチック製のスプーンをフィルター代わりにして撮影するだけ。
カメラを固定していても、光が勝手に屈折して流れてくれるのです。
( 手持ちなので多少ブレている部分もありますけど... )
この技法、名付けて「 プラスチックスプーンフィルターテクニック = プラスプーンテク 」。
↑左側の4枚の写真は複雑でしょ。これは何枚かの写真を重ねて作ってあります。
( 下↓に、拡大画像を掲載しておきまます。)

 さて、今年はどんな年になるのでしょうか...
本年も Ben Webを宜しくお願い致します。
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