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気まぐれ日記 No.91
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2007年 07月19日
07月20日 追記1
07月20日 追記2
07月24日 追記3
07月25日 追記4
07月26日 追記5
09月29日 追記6
www.studio-ben.jp  [ 気まぐれ日記 ] へ ようこそ。
トランセンド と デジカメ ボディマウンター II 型
改良版 デジカメ ボディマウンター発表
トランセンドのメモリー
 Benはトランセンドのメモリーを愛用しています。
Canon EOS 10Dを購入した時に 1GBx2枚購入。
次に、1D Mark II を購入後に 4Gx2枚。
そして今回は、1D3購入時に8Gx3枚購入。...と同時に Mac PRO用のFB-DIMM 2Gx2も一緒に購入しました。

 何故、トランセンド?と問われれば、いままで使用していて一度もトラブルが無いから...
まぁ、「 トラブルが起きない。」というのがこのメーカを信頼している最大の理由になります。

 ただ、ちょっとした不具合?を今回は体験してしまいましたのでご報告します。(汗)
FB-DIMMの箱には確かに TS4GAP686G というシールが貼ってあるんですが、中身が違うんです。(笑)
( デジカメ画像の破損でなくて良かった... )
確認した時には焦りましたが、販売店に連絡後メーカーから正規注文品を即日発送してもらい、こちらも迅速な対応で満足しています。
トランセンド... Ben的には信頼性とメーカー対応の良さという点で好印象です。

 購入時点での価格↓
キットカット TS4GAP686G:53,000- / バリューランド TS8GCF266:@14,770- TS8GSDHC6:12,340- )
.
2007-07-20 追記1
■ Benの メモリーカード トラブル回避法

 
「 メモリーカードのトラブルが起きない 」といっても、それなりにトラブル回避の為の対策はとっています。
この対策のお陰でトラブルに遭遇しない?のかどうか分かりませんが、Benの対策方法をココでちょっと紹介しておきます...
スタジオ撮影や出張撮影の場合でも、Macに接続して撮影する時は撮影データをカメラ内とMacに同時記録しますので問題は無いのですが、そうでない場合は次のようなルールに沿ってトラブルを回避しています。

 以前の日記にも書きましたが、Benの場合は Macに撮影データを吸い上げる場合、 メモリーカードをMacに直接接続したカードリーダーからは絶対にコピーをしないと決めています。
その理由は、世間でよくいわれるメモリーカードのトラブル、これはカードリーダーの相性とか、それに付随する不具合( カードリーダー自体の連続的に再現しない不具合を含む。)で発生する場合が少なくないように思われるからです。
それを良く理解していない方が、『 画像の消失 → メモリーカードの不具合 』と短絡的に結論付けているような気がするのです。( *編集部 注:Benさんが勝手にそう思っているだけだと思いますけど... )

 そこで Benは、撮影済みのメモリーカードは最初に HDDポータブルストレージ( 以下 HPSと書く )にコピーしてから、その HPSを Macにコピーするという方法を取っています。
Benの使っている HPSに内蔵されているカードリーダー自体は単機能の物で、カード間のコピーやカード内のデータ消去、カードの初期化もできない単純なプログラムで動いているものを意図的に使っています。( これによりヒューマンエラーも回避できます。)
つまり、この HPSを使っている限りメモリーカード内のデータを消去しようとしてもその手段が無い!という安心感と、カードリーダーが接続されるマシン( ストレージ )が常に決まっている訳ですから相性問題も無い!という理由からです。
更に、カードリーダーとマシン間の接続部( HPS内部 )が一般のケーブルやUSB端子を介さないので、それが原因の接触不良も起こりません。
それだけ、危険要因が少ないという訳です。

 メモリーカード → HPS → Mac は、コピー時間の無駄に思えるかもしれませんが、実はこの方法はスタジオに帰ってからの作業を早く進められるというメリットがあります。
それは、メモリーカード → HPS のコピーを現場で行い、スタジオでは HPS → Macという流れになるからです。
更に、メモリーカード → HPS のコピーを現場で行えば最悪の場合再撮も選択できる可能性も残されますし、コピーしている間に撤収準備も進められるので効率的です。
それに撮影後、直ぐに HPSにコピーが終了すれば、その時点で精神的にも楽になり帰りの道中も楽しくなるというものです。( この意味は以外に大きい! >笑 )

 この方法だと HPS → Mac にコピー中、そこで何らかのトラブルが発生したとしてもメモリーカード内にデータが確保されていますので安心です。
又、CFと SDで振り分け記録、同一書込みをしておけば更に安心といえるでしょうね。
これらの対策法も時の流れに応じて変わっていくとは思いますけど
...

 ついでですが、コピーの終わったメモリーカードは、可能ならそのままカメラに戻しましょう。( 複数ある場合はケースに入れて保管。)
メモリーカードの静電気対策は回路設計で十分対策が講じられていますので過剰に心配する必要はありませんが、カメラに戻した方が端子を OPENにするよりも電位的に安定するからです。

 ついでにもう一つ...
機材が沢山あって持ち出せない状況の時、撮影後に食事等でどうしても機材から離れなければならない時、あなたならどうしますか?
... Benは、HPSだけを持って食事に出掛けます。
手荷物や機材の盗難という事もありますので、分散保管は万一の時にデータを守る有効な手段になります...
デジカメ ボディマウンター Mark II ( 開発元:STUDIO BEN / 製作:STUDIO BEN / 価格:非売品 )
 コレは、今まで使用していた デジカメ ボディマウンター 初期型です!

 
現在は使われていません。
.
 コレが、今回バージョンアップしたデジカメ ボディマウンター Mark II です !
2台目を作ってみました。
お財布と環境に優しいリサイクル商品です。
今までと、どこが違うか分かりますでしょうか?

 通常の撮影はもちろん、分割パノラマ撮影も効率良く行う事ができます。

2007-07-24 追記3

 ←この構成で、パノラマのテスト撮影を行いました。
撮影場所は地元の赤城山です。
天候が悪かったのですが、チャッピーは散歩が出来てスゴく喜んでいました...
3239 x 15524 Pixel を Zoomifyで書き出しました。

2007-07-25 追記4
Photomerge合成画像を2枚追加しました。

2007-07-26 追記5
パノラマ撮影風景を追加しました。

パノラマテスト画像を開く
【 パノラマ _ Zoomify版 + Photomerge版 】

 オプションで下にレールがワンタッチで取り付けられる構造になりました !
( レール長:31cm / 最大移動量:24.5 cm )
縦位置にカメラを設置する時は、L型ブラケットが不要になり、スタイリングとカメラの操作性が向上しました。

 Benは、フィールド以外は出張撮影でも通常このスタイルで撮影しています。
簡単に分割できて収納も楽です。
 レールは、こんなところにも取り付けられます !
X-Y回転軸の交点にCMOS面や、任意のレンズ光軸ライン上に設定できます。( 使用カメラによりますが... )
この組み合わせは、高精度分割パノラマ撮影やQTVR撮影に最適?です。
特にQTVR撮影では、撮影後の修正作業が少なくなり、楽になるのではないでしょうか...

□ その後、パノラマ撮影に特化したデジカメ マウンターを制作しました。

 もちろん、レールの上に直接カメラを設置できます。
周辺をもうちょっと入れたい時、カメラに角度があってもレールの上をスライドさせるだけで済み、三脚を動かさなくても大丈夫です。
更に、ライブビュー撮影時の微妙なピント調整も、ピントリングではなくカメラを動かしてみましょう。
ミリ単位で微動でき距離感でピント操作ができます。
 今回の改良点は、不要と思われる一部の調整機構を省き軽量化し、パーツをユニット化しました。

 これにより、撮影目的により構成を変えられますので、より使い易くなったと思います。

 ジョイントに使われているクイックシューは、マンフロット雲台405と共通のモノ( #394 )で、接合部にガタは無くカメラをしっかりマウントできます。
.
2007-09-29 追記6

 デジカメ ボディマウンター Mark II 用のユニットが更に1個増えましたので追記させていただきます。

 今回追加したのが、手前に取付けてある横移動用のパーツです。
これを組み合わせる事によって、広範囲な X-Yカメラ移動が可能になります。

 ひとつ上の画像の、右側にあるL型ブラケットを利用する事で縦位置の撮影も可能です。

 この組み合わせも頻繁に活躍してくれると思います...
昨日の撮影でも、これに Mac直結でライブビューを組み合わせて使いましたけど、仕事早くて便利ですよ〜。
立会いのデザイナーにも好評でした。

 これに ボディマウンター Mark II の本体を乗せたらどうなる?(汗)

.
2007-07-20 追記2
 デジカメ ボディマウンターの精度と耐久性、信頼性を確保する為には想像以上の困難な問題をクリアしなければなりませんでしが、既存部品の流用と使われなくなった4x5カメラをリサイクルして生まれた機材は、これからの撮影に価値ある貢献をしてくれると思います...

 あなたも是非、デジカメ ボディマウンターを作って活用してみてください。その便利さを一度味わったらきっと手放せなくなるでしょう...

 たとえば、ライブビューで Macのモニターに画像を表示しながら、クライアントやデザイナーにその画像を確認してもらい、デジカメ ボディマウンターの各種微調整機構を利用してスムーズな画角移動をリアルタイムで見てもらいましょう。( 三脚は動かさなくて良いんです。)
デザイナー側はモニターの前から修正指示したりできるので、制作側とカメラマンとの間に一体感が生じ、クライアントのウケも良くなるかもしれません!

 それに、デジカメ ボディマウンターに乗せられたデジカメの姿は、いままでの一眼デジカメとは明らかに違いがあり、何かスゴいカメラを操作しているようにお客様には見えるらしいのです!
(笑)
これは悪い事ではありません。ライブビュー撮影との連携で、お客様を積極的に撮影に参加させましょう。仕事がスムーズに進められますよ。

 さぁ、本番撮影だ!とリモートスイッチのシャッターボタンに指を乗せた瞬間、デザイナーから『 Benさん、もしかして周囲をボカす可能性もあるかもしれませんので、周囲をもう少し入れて本番イってもらっても良いですかぁ。』...と突然言われても慌てないでください。(笑)
デジカメ ボディマウンターなら、カメラの角度を維持したままスムーズにスライド移動ができます。( レールを組込んで使用している場合です。)
画像のセンターはズレずに、周囲が均等に広がりますので、デザイナーはライブビュー画像を見ながら納得いく移動量を指示でき、ピント調整後に直ぐに本番撮影が行えます。
( あたしゃズームレンズだから関係ない!なんてツッコミはナシよ。 >笑 )
 このように、ライブビュー撮影とデジカメ ボディマウンターは非常に相性も良く、機能的も優れていますので撮影効率も上がります...

 カメラマンは、ソフトウエアやハードウエアの進化と共に撮影スタイルやワークフローを変えられなければいつの間にか時代に取り残されてしまいます。
それがカメラマンの本質ではないとしても、技術の進化は仕事の上がり( 品質 )と作業効率を大きく変える可能性を秘めていると思います。
 
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